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CNTR AWARD for New Graduates 2013 – Vol.07 道久好子

CNTR AWARD_7

CNTR AWARD for New Graduates 2013 第7弾は、大阪大学の道久好子さんです。
道久さんは、在学中からSTARRYWORKS inc.にてアルバイトとして勤務。自らも携わったプロジェクトでYahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード グランプリも受賞されています。


―お名前、大学・学部・学科、年齢を教えて下さい。

道久 好子(どうきゅう よしこ)、大阪大学 外国語学部 イタリア語専攻、23歳です。
1年間休学していたので、大学を5年で卒業しました。

―卒業後の就職先、またはこれからの予定は?

STARRYWORKS inc.にて、ディレクターとして活動します。

―大学で主に学んだことは?

イタリア語、英語、フランス語などを少し。
外国語学部は、まじめで賢いのに自由な人が多かったです。大阪の田舎の山奥にいながら、良くも悪くも海外に想いを馳せる人がたくさん。休学・留学者が大多数で、世界を広げることに躊躇しない人が多い気がします。フワフワしてるので、同大学の他学部からは「ちょっと現実甘く見てるんじゃない?」とか言われてたかも。。。でも、自然とマクロな考え方ができる人たちが身近にいたのは刺激的でした。

あとは当然だけど、いくら受験勉強しようが大学入ってから自分で何かをモノにしないと、そこそこの大学行ったとしても本当意味ないんですよね。ひとりじゃ生きていけないけど、人生は個人勝負だなあということに実感をもって気づく時間でした。



お世話になってるスターリーワークスの貴重な集合写真


―卒業論文について教えてください。

「広告から見出すイタリアの価値観」と題して、テレビCMからインサイトやステレオタイプを考察して日本とイタリアの国民色を比較する論文を書きました。
イタリアCMは基本的にコメディかセクシーなものばっかりで、笑いの方向性は日常から発見したような些細なシュールなものではなく、ぶっとびすぎて失笑レベル。印象的だったのは、イタリアCMはエネルギッシュな「個人」がよく登場したこと。例えば同じ商品のCMでも、日本では大勢でワイワイしているのに対して、イタリアでは1人がヒートアップして騒ぎ出しちゃうパターンが多かったり。人の顔色見て動くんじゃなくて、たった1人でもお祭ごとを始めちゃうようなエネルギーって、日本人にとっては難しいですよね。でも私もほんとに欲しい能力。

―大学時代に打ち込んだことは何ですか。

学内では、阪大のサークル、夏まつり実行委員会を3年間やってました。世界の文化が充実していて、老若男女問わず楽しめる盆踊りで地域住民のファンも多い、外国語学部のお祭り。私は盆踊りの伝道師になったり、会場装飾のプロデュースをしたり、スポンサー営業したり、紙やウェブの広報物をつくったり、映像編集したり。年中文化祭準備みたいなかんじ。もともとグラフィックに興味があったんですが、この活動がきっかけでウェブや映像を勉強しはじめました。
そこで「勉強しても何がわからんのかがわからんなら、リアルな現場で学ぶのが一番だ!」と、大学4年目に1年間の休学。現在の内定先でアルバイトをはじめて、思いがけずウェブ漬けになりました。


2009大阪大学夏まつり実行委員会(の一部)

―好きなもの(音楽・映画・本など)を教えて下さい。

映画「冷静と情熱のあいだ」は音楽が大好きすぎて、チェロがかっこよすぎて、フィレンツェの情景が素敵すぎて、定期的に観てます。無性に落ち着きます。大学で25言語もある中からイタリア語を選んだのも、吹奏楽をやっていたからクラシック(といえばイタリア)に愛着があったのと、この映画が好きだったからだと思います。

―尊敬する人、会いたい人は誰ですか?

森本千絵さん。
わたしのなかでずっと太陽のような方です。

―大学時代によく行ったお店・場所はどこですか?

スタンダードブックストア
Neustädt(ノイシュタット)
サルンポワク

―これからの夢は何ですか。

ウェブという手段にとらわれず、友達や家族、おじいちゃんおばあちゃんにもめぐりめぐって還元できるような、みんなに愛されるものづくりをしていきたいです。

あとは、家庭と仕事の両立ができる女性になること。ママになっても働きたい。
それから何年たっても、なんでも楽しめる人でありたいですね。

―大学生(後輩)に向けて一言お願いします。

わたしはずっと、自分のやりたいことがモヤーーーっとしていて、自分が目指しているベクトルはなんとなくわかるけど具体的にイメージできない、そんな感じでした。同じような人がいたら、ぜひともいろんな人と会ってほしいです。できれば自分が「キラキラしてる」と感じられる相手と。いろんな生き方や野望や哲学を知ると、その中で共鳴するものが何かしらあります。アンテナが反応する感じ。その共鳴する感覚ってすごく気持ちよくて、嬉しくなって、走り出したくなる。自然と「なりたい自分」の輪郭がはっきりしてくる。そしたら、本能のままに走り出したらいいと思います。

高校のころ、友人が「迷ったら勇気の要る方を選ぶといいよ」って言ってくれたんですけど、本当にその通りで。一歩目を踏み出した人にしか二歩目は踏み出せないし、「勇気を出す」っていう経験は自信になって、その後の自分の背中を押してくれます。ほんのすこしの勇気で、わたしはびっくりするほど得るものがありました。何色にでも染まれるほどの時間も可能性もあって、失うものもなくて、畑違いなところでも飛び込んでいけて、大学生ってそれだけでも本当に恵まれてます。自分自身の開拓期間にしなきゃもったいないですよ!

道久 好子 / Yoshiko Dokyu

大阪大学 外国語学部 卒業
愛知県西尾市出身 23歳

小さい頃の夢:少女マンガ家

Hiroko Nakano

AUTHOR

中野 紘子(Hiroko Nakano)

1985年 群馬県生まれ。立命館大学情報理工学部卒業。
大学卒業後より、京都にあるデジタルコンテンツのプロダクションFLAKWORKS inc.にてエンジニアとして従事。
ミュージックポータルサイト"your unknown music."コントリビュータとしても活動中。
http://flak.jp
http://corleonis.net

ovaqe inc.