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前田文化 × 劇団子供鉅人 / 解体工事 × 演劇公演 「解体アドベンチャー」

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史上初の試み、解体工事+演劇公演

1950~1960年代に近畿地方で多く建てられた風呂無し木造アパートを「文化住宅」と呼ぶ。老朽化や空室化、耐震問題等を理由に、多くの文化住宅が取り壊され、マンションや駐車場に姿を変えつつある。

2014年から、「前田文化(文化住宅の物件名)」では空室のある 1 階部分を改修し、再活用の方法を探ってきた。施工業者による大規模な工事は避け、自らの手によって施工を続 けた。時には地域の方々に向けて開放した空間として、時には木工作業を行う工房として、姿を変えつつ現在に至る。

この度、更なるスペース拡張のため、「建築の専門家」ではなく「演劇の専門家」の手に よる解体工事を企画した。文化住宅に存在する壁や天井、外壁は舞台装置として利用され、お芝居の進行によって解体されていく。観客はヘルメットと防塵マスクを着用し、演者と同じ現場で鑑賞する。

様々な住人の居所であった空間が、演劇の手法を用いながら、この場所にあったはずの居住者の生活や歴史を巡りつつ解体される。壁が崩れ、土煙とカビの臭いが広がり、開演前にあった空間は誰も見たことが無い空間へと変化する。二度と再演されることのない演劇公演は、文化住宅の未来を示唆する。

 

【開催概要】

開催日:2016年10月22日(土)
時間:開場 14:00 /  開演 14:30 /  アフターパーティ 17:30~(前田文化屋上にて)
入場料:4,000 円(鑑賞料・アフターパーティ料含む)
チケット:10/1(土)より、特設サイトにて予約受付開始(50名限定)

作・演出:益山貴司
出演者:益山貴司/益山寛司/キキ花香/影山徹/億なつき/ミネユキ/山西竜矢/益山 U☆G/古野陽大/うらじぬの

会場:前田文化 茨木市中津町 21-4 前田文化 1F

主催:前田文化 / 劇団子供鉅人
助成:おおさか創造千島財団

 

【出演者プロフィール】

劇団子供鉅人

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05 年益山貴司・寛司兄弟を中心に大阪で結成。劇団名は「子供のようで鉅人、鉅人のようで子供」の略。関西タテノ リ系のテンションと 骨太な物語の合わせ技イッポン劇団。団内公用語関西弁。人間存在のばかばかしさやもどかしさ をシュールでファンタジックな設定で練り上げ、黒い笑いをまぶして焼き上げる。生バンドとの音楽劇から 4 畳半の 会話劇までジャンルを幅広く横断。これまでフランス、ベルギーツアーを三度行い、現地にて「ダダ歌舞伎」と称さ れる。14 年に劇団ごと東京へ拠点を移し、駅前劇場、東京芸術劇場と順調に規模を拡大していき、2017 年には本多 劇場進出、浅草九劇こけら落とし公演、4 度目のヨーロッパツアーが控えている。

前田文化とは

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1960 年代に建てられた茨木市中津町にある文化住宅の名称であり、本企画を実施する団 体名称でもある。社会から取り残されてしまった「文化住宅」を拠点とし、” 文化的” とは何かを探求し、現代における文化住宅のあり方を考案・実験している。

Takako Urabe

AUTHOR

占部 貴子(Takako Urabe)

1987年、岡山生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科卒業。
駅ナカのコミュニティスペース、アートエリアB1に管理運営スタッフとして在籍後、現在は学童保育指導員として勤務しながら、子どもとアートの関わり方について考え中。
文化住宅を利用した様々な活用方法の提案と実践を行う「前田文化」メンバー。

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