オーダーメイドシューズや革小物を制作している京都のシューメーカー『Shoe Scape』の
個展『京都靴景』が8/14(金), 15(土), 16(日)の3日間、京都祇園の『空 鍵屋』で開催されます。
『Shoe Scape』は、様々な個展活動を通じて、靴における表現の可能性を模索、提案されています。
季節ごとに合わせて創られた靴と京都の一年をぜひお楽しみください!
>> 京都靴景〜Kyoto Shoe Scape〜 Web site
「京都の一年を過ごす、季節ごとの靴がある」
2010年に立ち上げたShoe Scapeも今年で五周年を迎えました。
そんな五周年という節目に個展を開催することにしました。
タイトルにもある通り、『京都靴景』がテーマとなっています。
では「京都靴景」とはどういう意味なのか? 簡単に言うと京都の靴の景色です。
京都には様々な景色があります。一年を通じて沢山の行事があって、四季の移ろいと共に京都の景色を彩ります。
京都の一年の「こよみ」を靴で表現するということが今回の個展のテーマです。
私は京都に住んでおり、京都で靴を作っています。年始から年末まで本当にいろんな行事があります。
四季もすごく豊かで、普段に生活しているだけでもその変化をよく感じることができます。
春の桜は素晴らしく美しいし、燃えるような紅葉に包まれる秋はやっぱりいいものですよ。
祇園祭や五山の送り火はいつも京都の夏を実感させてくれます。
氏神様のお祭りには鯖寿司を、祇園祭には鱧料理、正月には花びら餅を食べたり、行事ごとにあわせて食べるものもたくさんあります。
次から次へと行事ごとがやってきて、一年を過ごすのにとても刺激のある地域です。
そんな京都の一年を通して、行事ごとや季節に応じて履く靴がそれぞれあってもいいのではないかと思い、
「京都の靴ごよみ」を制作するに至りました。
ここで私なりの、八足の靴を創り、その八つの靴景観(靴の景色)を提案します。
それぞれの季節や催しに合わせて提案された靴は、デザインはもちろん、素材、製法も考慮しています。
京都の「こよみ」と「靴」がリンクした、「京都靴景」〜Kyoto Shoe Scape〜を、
また「京都靴八景」をお楽しみいただければと思います。
そんな靴の展示と共に、京都で過ごす中での一年の催しや季節の楽しみを、私なりにですが一部パネルにより展示します。
また、会場である「鍵善良房さん」のご協力で、京都に住まう中での、和菓子こよみの写真も展示します。
そして、狂言師・俳優の茂山逸平氏、狂言師の島田洋海氏、祇園茶屋の坂田憲治氏にご協力いただきまして、
京都に住まう人ならではの京都の楽しみ方をご紹介いただきます。
その時期の行事ごとを確認しながら、
季節ごとに合わせて創られた靴とあなたの描く京都の一年を共に歩いて、
お楽しみいただければうれしく思います。
【日時】
8/14(金) 12:00〜18:00 ※ 初日は12時より
8/15(土) 10:00〜18:00
8/16(日) 10:00〜16:00 ※ 最終日は16時まで【会場】
『空 鍵屋』
〒605-0074 京都市東山区祇園町南側花町 570-107【最寄り駅】
京阪電車「祇園四条駅」7番出口より 徒歩約5分
阪急電車「河原町駅」1番出口より 徒歩約10分
※ 会場に駐車場はございませんので公共交通機関でのご来場、またはお近くの有料駐車場のご利用をお願い致します。【京都靴景〜Kyoto Shoe Scape〜 Web site】
http://shoe-scape.com/kyoto-shoe-scape.html
![]() |
HAGIHARA HIROYUKI
1980年京都府生まれ。 いくつになっても、夢は持っていたいと僕は思う。 |